バレット食道の状態について
person50代/男性 -
機能性ディスペプシアと腸過敏症候群による胃腸の不調のため、消化器内科専門医の先生に胃内視鏡検査をして頂き、生検の結果も含めて悪性のものはありませんでした。しかし、食道裂孔ヘルニアと軽度の逆流性食道炎、その上でバレット食道があると診断されました。癌化することがあるので、毎年内視鏡検査をするように言われました。
お尋ねしたい点は3点です。
1.バレット食道について、添付の画像を見た場合、かなり酷いでしょうか。分類する場合、LSBEとSSBEのどちらになるかこの画像から分かるでしょうか。今回食道裂孔ヘルニアと言われましたが、30年以上前にも食道と胃の接合部分の締まりがゆるく胃酸が逆流しやすいと、言われたことがあります。胃部のむかつきになりやすく、1~2カ月続く場合には、その都度内視鏡検査を受けています。20代のころより、少なくとも10回程度は受けています。
2.バレット食道がない人に対して、バレット食道がある人の食道腺癌化の確率が30~125倍という調査結果があるようです。その上で、関連サイトを見てみると、SSBEの人の年率発癌率が0.2%、LSBEの場合は0.3~0.5%という数値が出てきます。一方で、癌の前駆状態で癌化しやすいと記載されているサイトが多く、前駆状態という言葉から、すごく癌になりやすいという印象も受けます。前駆状態ではあるが、実際に癌化するのは概ね年率で0.数%という理解で合っているでしょうか。
3.この1カ月近く、機能性ディスペプシアと腸過敏症候群の薬を飲んでいましたが、その内でネキシウムは何故か腹痛が起こる(以前も同様になったことがあります)ので、先生に申し上げて中止しています。現在の症状がなくなっても、バレット食道が進行しないように、恒常的に何か胃酸分泌抑制薬を飲まざるを得ないでしょうか。
以上、よろしくお願い致します。
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