術後の病理結果から検討するホルモン療法

person40代/女性 -

44歳 閉経前 乳房全摘手術
病理学的診断:浸潤がん最大5mm
がん細胞の顔つき:細胞グレード3
核異型グレード:3
ER:陽性50%以上
PgR:陽性50%以上
HER2:陰性0
Ki67:20-30%
腋窩リンパ節転移:無し0/2個中
脈管侵襲:なし
切除断端:なし
進行度:1A期

術前は非浸潤がん0期、細胞グレード・核異型グレード:5%、Ki67:5%、ホルモン感受性:陽性90%の診断でした。

かなり悩みましたが、非浸潤で超早期である事から根治が望めること、術後無治療ですむ事から全摘をして頂きました。

ですが、上記の術後病理結果により、ホルモン療法5年間の提案がありました。5mmの浸潤があったためのようす。主治医も5mmという数字に悩まれているようでした。絶対ではないニュアンスでしたので、選択に悩んでいます。

1.上記の病理結果で全摘後、ホルモン療法をする・しないで10年、20年後の再発・新たながん・転移する確率に有意差はありますか。

2.浸潤最大5mmはいわゆる追加治療のボーダーラインなのでしょうか。
3mm、4mmだと無治療ですか。

3.術前にPET検査もしており異常なしです。術前に他臓器転移なく、術中リンパ節転移無しで全摘手術で再発・転移はありえるのでしょうか。ある場合はなん%ほどの確率ですか。

4.反対側にもしこりが数個あり(現在は良性の繊維線種や乳頭腫)、そちらが心配です。細胞と核異型グレード3、Ki67値20-30は、今後何に影響を及ぼしますか。

5.ここ数年、自律神経の乱れを強く感じており、現在はうつ症状、睡眠不足、軽い動悸、嘔吐を伴う片頭痛があります。副作用にある婦人科系疾患やうつ症状が心配です。それを天秤にかけた上でも、ホルモン療法は有効的ですか。

宜しくお願いいたします。

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