乳がんの術前化学療法で起こり得る弊害について

person30代/女性 -

乳がんステージ2a、術前化学療法でAC→ドセタキセル、ハーセプチン、パージェタを行ってきました。これから術前検査を行い、手術予定です。質問は以下です。

【質問1】部分切除+放射線 or 全摘、これから手術法を選ぶ予定です。化学療法前の画像所見ではリンパ節転移なしだった為、全摘なら放射線なしとなりますが、本当に放射線なしで大丈夫なのか不安です。不安な理由は以下に挙げますが、私の状態で全摘+放射線は過剰治療となるのでしょうか。

理由1→告知時に妊娠中だったため、単純CT、エコー、腹部を隠したレントゲンしか撮っておらず、MRIで広がり診断を行わなかった。化学療法前に正確に画像診断できていたのか不安である。

理由2→化学療法より手術を先行した人の話で、画像所見ではステージ1だったのに手術してみたらステージ3だったという話など聞くことがある。このようなケースで術前化学療法を行った場合、抗がん剤が効いて腫瘍の最初の本当の状態が分からなくなると、術後に本来やるべき治療が行われなくなる(例えば、本当は放射線が必要なレベルだったのに、抗がん剤が効いた後の病理診断で必要ないと判断されてしまうなど)のではないか疑問である。

【質問2】センチネルリンパ節生検でセンチネルリンパ節への転移がなかったらリンパ節郭清省略となると思いますが、術前化学療法前の画像検査では見えないレベルの細かいリンパ節転移があった場合、抗がん剤が効いてセンチネルリンパ節のみ転移が消えてしまうと、その先のリンパ節に転移があっても気づかれずにリンパ節郭清省略されてしまうことになりますよね?その場合、後々腋窩再発など起きるのではないか不安です。その可能性をなくすために、全摘でも腋窩に放射線を当てることで、私が危惧している事態は避けられるのでしょうか。

ご教示よろしくお願いいたします。

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