未破裂脳動脈瘤の手術方針について

person40代/男性 -

45歳男性です。先日、MRIとCTで脳動脈瘤が見つかりました。
・多発性脳動脈瘤(2か所。前交通動脈瘤(3mmほど。ブレブあり)、左中大脳動脈瘤3mm)

所見では、大きくはないが、多発性でブレブがあり、前交通動脈に
瘤があることから破裂のリスクが高く、年齢も若いことから
経過観察ではなく手術(開頭クリッピング)を強く勧める、というものです。
また、手術は、2回に分けて行うという説明でした(1回目:前交通動脈(右開頭)、2回目:左中大脳動脈(左開頭)。

所見についておおむね理解できているつもりで、経過観察の選択はなく、
開頭手術が適しているように考えていますが、以下が疑問です。

1.開頭ではなく、コイル塞栓術(ステント併用)の方が適している可能性は
 あるでしょうか。医師の話では、瘤の頸部が広く、また分岐部にあるので
 ステント併用でもコイルが脱落しやすく再発が考えられるためお勧めしない
 とのことでした。ただ、ステントを複数留置する術式もあるようなので、
 コイルの脱落は防げるのではないかなと考えています。
2.開頭手術を1回で終わらせる(前交通動脈瘤も左開頭部からアクセスしてクリップする)
 ことは難しいのでしょうか。医師の話では、私の前交通動脈瘤は左開頭部から
 アクセスすると脳へのダメージが大きいと判断しているとの説明でした。
3.開頭手術には、開頭部が小さい小開頭手術があるようですが、通常の開頭手術と比べて
 デメリットはあるのでしょうか(メリットは術後の経過が良いことだと考えています)。
4.執刀医に、一般論ではなく執刀医自身の開頭手術の経験数と、合併症の発生件数、発生    
 した合併症の重症度を尋ねることに問題はないでしょうか。
5.合併症が発生しやすい条件はあるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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