「卵巣癌多発肝転移の抗がん剤投与による肝機能数値の増減について」の追加相談

person50代/女性 -

以前の質問に追加して質問します。
抗がん剤(シスプラチン、パクリタキセル 、アバスチン )を3週間に1回6クールが終了しましたが、残存腫瘍があります。途中のCT撮影により、腫瘍の大きさが半分くらいになったので効果ありとのことで最後まで継続しました。
しかし、以前の質問で書いたように、6クールとも途中の段階の血液検査ではビリルビン値やALTやASTの値が正常に近い数値に下がる(ALPやγGTPはある程度下がるものの高いままです。)ものの、新たなクールを迎える前には数値が高くなり、時には吐き気や胃痛がある時もありました(毎回ではない。)。
以上のような経過で、6クール終わったあとは、主治医の方針で、寛解を目指さないで維持を目的とするためにリムパーザの服用と3週間に1回のアバスチンの併用療法を行うことになりました(ちなみに遺伝子パネル検査では、遺伝性の卵巣癌でないものの、プラチナ感受性でリムパーザ、ゼジューラなどが有効であり、HRDも陽性でした。)。
そこで質問ですが、
⑴毎クール、ビリルビン値やALTやASTの値に変動があるのは何が原因だと考えられるでしょうか。以前の回答では、抗がん剤が効いてないと言われましたが、毎回一旦は下がるということは効いていたのではないでしょうか。ある見解では、アレルギー対策で注入したステロイドの効果で肝臓内の炎症が一時治まって、その効果が切れる頃に数値が上がるのではないかと言われましたが、そのようなことはあるのでしょうか。
⑵今後行うリムパーザ+アバスチン療法でも、同じように肝臓の数値を下げる効果はあるのでしょうか。
⑶ステロイドが効いているとすれば、リムパーザ+アバスチンにステロイドを加えても問題ないでしょうか。
⑷リムパーザ+アバスチンでも肝臓の数値が改善しない場合、何か良い治療法はあるでしょうか。
以上、よろしくお願いします。

卵巣癌多発肝転移の抗がん剤投与による肝機能数値の増減について

person 50代/女性 -

卵巣がんから多発肝転移をし、腫瘍が胆管に浸潤していると言われ総ビリルビンが6.73まで上昇(黄疸も発症)したため、抗がん剤(シスプラチン、パクリタキセル 、アバスチン )を3週間に1回6クール行うことになりました。現在、4クールを終了したのですが、各サイクルにおいてほぼ起こる現象があります。例えば、4クール目の数値は次のとおりです。投与前と投与3週間後は、サイクル的にほぼ同じ時期になります。
(抗がん剤投与前→投与1週間後→投与2週間後→投与3週間後)
ALP 322→277→238→487
AST 228→27→41→425
ALT 185→50→37→462
γ-GTP 733→573→432→1062
総ビリルビン 0.71→0.44→0.35→1.39
白血球 6600→4700→4170→6360
好中球(%)44.7→21.7→8.4→57.9
リンパ球(%)44.3→72.2→77.2→31.6
このように、投与後、順調に下がっていた肝機能数値が投与3週目に急激に上昇します。特に骨髄抑制が始まるとASTと ALT の数値がほぼ正常値になるのに、骨髄抑制が治まるとASTと ALT の数値も極端に上昇し、ビリルビン値も上昇するという現象が毎クールのように続いています。また、投与3週間後に肝機能数値が上がる頃に、胃の辺りが痛くなり、吐き気を催し嘔吐することもあり、嘔吐による脱水症状のためか尿の色も濃くなります。何が原因でこのような現象が起きているのでしょうか。毎回同じサイクルで同じ症状があるなら抗がん剤の副作用ではないかと言う先生もいますが、投与から3週間後に遅れて出てくる副作用もあるのでしょうか。ちなみにCT画像で病変は縮小し、マーカーも下がっていると言われています。

person_outlineレオンさん

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