昨年に比べ進んでいる認知症の症状を悪化させない為に出来ることを教えて頂きたいです

person70代以上/男性 -

lock有料会員限定

75歳の父の事でご相談します。
●去年の始め頃から出かける時に玄関を出て忘れ物を取りに4、5回戻って来る
●子供達と食事をした時乾杯をして少したってまた乾杯をする
●話をしていて、もともと口数は多い方ではないが聞いてる事が多くなり、話すと全然違う話しをしたりする
●自分が得意だった料理を作った事がないと言ったり、頼んだこともやろうとしない

そういう事が起きてきましたのでかかりつけの先生に相談して病院を紹介して頂き去年の5月に物忘れ外来で検査を受けました。

MRIの結果は
大脳白質の虚血性変化あり
前頭葉機能障、
注意障害
軽度認知障害

考えられる病名
脳血管性
と言われました。

現在この病気の治療薬、治療法はなく
食事、運動、をして人と交流をして下さいと言われました。

診断以降も基本的には食事に気をつけて散歩は母が出来るだけ一緒に行って歩きながらしりとり、九九、引き算、軽く体操をしています。
大好きな図書館は毎日通って夕飯時に300ccの日本酒晩酌を楽しみに、本人は特に心配や不安もなく大丈夫だよと言って穏やかに暮らしています。

しかし昨年の診断から1年経って
●少しづつ忘れて出来ない事がふえた
●話をしていて違う話をする頻度が増えた(昨年は半月に1回くらいだったのが今では会話の3回に1回はする)
など昨年の症状がすべてが重くなり頻度が増しています。

家族として見ていると何の治療もしないでこのまま悪くなるのを見てるだけしか出来ないのか、これから認知症の進行を遅らせるのはどのような生活をしていけば良いのか毎日が不安でどうして良いかわからずご相談致しました。
宜しくお願い致します。

person_outline相談希望さん

2人が参考になったと投票

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

脳血管性認知症の治療は、これ以上微小な血栓症が起こらないような生活習慣を身につけることが中心となります。断酒・禁煙は非常に重要です。ノンアルコール飲料等を御利用になられて、アルコールは遠ざけられるように配慮して差し上げられてと存じ上げます。高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満、運動不足、ストレス、睡眠不足、不規則な生活などを改善することが大切です。どうぞ、お大事にしてさしあげてください。

相談希望さん

地方の精神科医・まり 先生へ

ありがとうございます。大変参考になりました。

脳血管性認知症の原因になるのは動脈硬化であり,もし高血圧,脂質異常,高血糖があるなら是正が必要になります.
こちらについては内科で食事指導や内服治療を受けることになります

このような基礎疾患がない場合は,所謂健康的な生活をして様子を見ていくことになります.
年齢的には認知症が進むのは加齢性変化としてある程度仕方ないものです.

相談希望さん

雪国の画像診断医 先生へ

ありがとうございます。大変参考になりました。

それは心配ですね。
実際には緩除に進行する疾患であり、自然経過です。
ですが、前回から1年経過していますし、改めて受診してみるのもよいと思います(できることは増えているわけではないですが)。

相談希望さん

ニューロロジスト西 先生へ

ありがとうございます。大変参考になりました。

脳血管性認知症の場合は動脈硬化の進行がリスクになります。
高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満などの生活習慣病があるならその治療と予防が重要になります。
飲酒は適量にしておきましょう。

相談希望さん

目玉のおやじ 先生へ

ありがとうございます。大変参考になりました。

ご質問拝見しました。ご心配のことと思います。
加齢性変化ですから確実な予防法はないですが、進行を遅らせる内服薬もあります。

相談希望さん

Brain 先生へ

進行を遅らせる内服薬とはどういう名前のお薬なんでしょうか?
また診て頂いている先生にどう言えば処方して頂けるのでしょうか?

Brain 先生

進行を遅らせる内服薬とはアリセプトやレミニールと言います。担当医にご相談ください。

相談希望さん

Brain 先生へ

ありがとうございます。大変参考になりました。

あなたの周りにこんな方いませんか?

  • 約束や、用事をよく忘れる
  • 作業を順序立てられない
  • じっくり考えるのを避ける

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、31万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師