前立腺癌の陽子線治療前のホルモン療法について

70代以上/男性 - 2022/04/25

　71歳男性。2021年春にPSA 5.15。前立腺癌疑いでMRIと針生検を受診し、6月に前立腺癌の診断を受けました。16本中2本の針がヒットし、Greasonスコアは6と7（3+4）。前立腺左葉の限局性癌。MRIで見た大きさは15 mmほどでその他にもいくつか小さい癌があります。骨シンチ、CT検査でリンパや骨などへの転移は見つからず、病期はT2aN0M0の中リスク。エコーで測定した前立腺の大きさは59 mLでした。
　治療は陽子線治療を選択。照射前に昨年8月中旬から、3ヶ月の予定でホルモン療法（ゾラデックス3ヶ月分腹部注射とビカルタミド錠剤毎日服用）を受けましたが、陽子線治療の開始が患者の順番待ちなど陽子線センターの都合でかなり遅れ、結局、2022年の5月上旬まで約9ヶ月ホルモン療法が続くことになりました。2022年2月時点のPSAは0.011です。5月中旬に金マーカー留置、スペーサーゲル注入手術を受け、6月頃から陽子線照射が始まる見込みです。質問は少し細かいですが以下の三つです。ご回答よろしくお願いします。

質問1
金マーカー留置手術の準備として、先日エコー検査を受け、前立腺の大きさは40 mL台後半と診断されました。ホルモン治療前の大きさは59 mLであり、9ヶ月のホルモン療法で前立腺は80%程度にしか縮小していません。このことは前立腺癌もこの程度しか縮小していないことを意味しているのでしょうか。

質問2
5月上旬にホルモン療法が終了し、6月から陽子線治療が始まりますが、その間の1ヶ月程度の間に癌が再度ぶり返して大きくなることはないでしょうか。照射中、あるいは照射後までホルモン療法を継続すべきでしょうか。

質問3
陽子線治療前の9ヶ月間のホルモン治療により去勢抵抗性癌が誘導され陽子線治療後に再発する可能性はありませんか。