胃切除後のIPMNに対する経過観察法

person70代以上/男性 -

7年前胃がんのため腹腔鏡下胃噴門側切除術を受けた者です。その後、胃がん再発所見なしで順調に経過しています。胃がん再発以外にも異時性重複がんをウオッチする必要性を感じて、毎年、自主的に上腹部単純MRI/MRCP検査を近隣CT/MRI専門検査センターで受診しています。2年前に膵管内乳頭粘液性腫瘍(分枝型)を指摘され、嚢胞径は5ミリ程度でした。今年のMRI/MRCPでは「著変なし」「悪性所見なし」「主膵管拡張認めない」等と検査報告書に書かれていますが、今後は消化器内科でのフォローも希望したため、胃がん切除先の大学病院に紹介状を書いてもらい、先日読影してもらいました。嚢胞自体には悪性の疑いは低いが、念のため近日中に超音波内視鏡検査を受診することになりました。しかし、消化器内科膵臓担当医によれば、胃の上部3分の1を切除されているため膵臓の画像を正確に描出できるか疑問もあるとのことです。受診前に予備知識をつけておきたいので以下教えてください。
1) EUSが困難となった場合、経過観察代替法としてはCTかMRI/MRCPになると思うのですが、その場合、造影/ダイナミックCT or造影/ダイナミックMRI/MRCPを組み合わせ、適切な検査頻度により、膵がんの早期発見は可能になるでしょうか?
2) がんを疑う所見があった場合、確定診断のためにERCPに進むことになると思うのですが、胃切除後患者にも適応可能でしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。

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