前立腺がんのホルモン療法での薬疹対応について

person70代以上/男性 -

対象者は90歳の父。心房細動でペースメーカー装着していたが、今年4月に黄色ブドウ球菌によるデバイス感染で抜去してリードレスを再装着している。感染原因はホルモン療法(ゾラデックス)による薬疹と思われる。特に夜間帯に胸などの上半身に痒疹がひどく、就寝時に痒み止めの軟膏を塗っている。過去にもリュープリンで薬疹があり中断している。13年前に放射線治療し、ホルモン療法は中断していたが、今年3月のPSA検査で数値30となり(CTでは転移なし)、ゾラデックスのみを初回投与している。そこでお聞きします。
皮膚科の対症療法で強制的に痒みを抑えて、ゾラデックスの継続投与を優先させるのが最善であるのか。リュープリンに続き、薬疹のみで簡単に替えてしまうとホルモン療法の長期戦での持ち駒を早く捨てることにならないか。
しかし、今回ブドウ球菌の感染によりデバイス交換という大きな代償を払うことになり、どうしたらよいのか判断できません。痒み止めはマイザー軟膏であるが、かなり強いステロイド薬であり、皮膚の免疫を抑える働きがあるため、黄色ブドウ球菌などの感染症にかかりやすくなるとのことである。
今後につきどのような治療方針で臨めば良いのかわかりません。何卒ご教示くださいますようお願いいたします。

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