膵管狭窄による膵臓癌の診断と治療のための膵臓切除手術の是非

person60代/女性 -

68歳主婦。今年1月に腹痛と食欲不振、いつもとは違う発熱、脇腹の痛みを伴っていたため、近所の医院で診断、血液検査の複数項目で異常値がありましたが、3、4日で治まり、その後の血液検査は通常値に戻りました。その後、月一で通院している胃腸科クリニックで症状を相談したところ、MRI検査を勧められ、3月に実施。画像診断で膵管尾部に狭窄が認められたので、専門病院で更に検査することになりました。5月の検査入院(EUS)の結果、膵管に腫瘍は認められませんでしたが、上皮内細胞のがん化の可能性は否定できないとのことで、今後3か月毎の定期的検査を続けていくか、或いは手術しうる年齢なので、検査(ERCP)で切除箇所を確定した後(急性膵炎のリスクは多少あるが)、診断と治療を同時に行う切除手術(腹腔鏡下による手術)の2案を提示いただきました。これまでの手術事例では3~4割にがんが認められた由。すい臓がんは恐ろしい病気なのでステージ0の今のうちに切除手術をして、生涯不安を抱え続けるのではなく、すっきりとしたいと考えますが、一方でがんがない場合でも膵臓を切除後の術後合併症への不安もあり(糖尿病のリスクは少ないそうですが)、二者選択に苦慮しています。どちらにすべきかはっきりとはお応えいただけないので、自己判断とは考えますが、何らかの指針をいただければ幸いです。尚、発熱時の血液検査の結果を診てもらったところ、アルブミンが上昇していましたが、それ程高くはなかったので膵炎ではなく、胆管炎のようであり、膵管狭窄とはおそらく関係はないだろうとコメントでした。また、これまで膵臓病にかかわるような生活習慣や症状はありません。専門病院で6月、手術の是非を決めかねている間に、再度MRI検査をしましたが、狭窄の状態に変化なく、また血液検査ではリパーゼの値が若干基準値を上回っていました。

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