80代男性、慢性心・腎不全、維持的透析療法の適用について

person70代以上/男性 -

入院中の私の父(83歳)についてご相談です。
現状、慢性心不全(ステージC)、慢性腎不全(ステージ4:濾過率から推測)で、今年に入ってから入退院を繰り返しています。

今回浮腫が強く入院しましたが、複数の利尿剤を1か月程試したものの利かなかったため、持続緩徐式血液濾過療法(CRRT)を受け、一時的に状態が良くなりました。退院の目途がつきそうだったのですが、軽い肺炎を発症したためか(現在熱は下がり、CRPも下がり始めている)、再び悪化し腹水がかなり溜まってしまいました。
現在、無尿だったのが利尿剤により乏尿レベルになってきたとのことで、このまま薬剤により自力で尿量が増えるのを待つ(状況によってはCRRTを行いながら)方針とのことでした。

心腎貧血症候群(心腎連関)は非常に複雑で難しいことは理解しているのですが、家族としては、以前から維持的透析療法(血液透析等)を行えば、腎機能の一部しか代替できないとしても、水を溜めにくくすることで、心臓の負担を軽くするなどQOLの向上につながるのではないかと考えているのですが、現時点で血液透析等を導入する意味はないのでしょうか?(退院する際は透析を行うか検討するということでした)
まだ自力で回復する力が残っているという判断なのかもしれませんし、透析のデメリットも考慮されてのことかもしれませんが、心臓に負荷がかかった状態が長いように思え、気が気でありません。入院先のスタッフのみなさまには大変よくしていただいて感謝しているのですが、他の考え方などはないのかを知りたくご相談しました。
どうぞよろしくお願い致します。

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