水頭症かどうかの所見の食い違いと、シャント手術の妥当性について

person70代以上/男性 -

転倒による外傷性クモ膜下出血と脳挫傷で入院中の父(91)について、主治医(脳外科)から水頭症があるためシャント手術をご提案いただきました。2019年にも転倒して同じ病院で脳のCTを撮っており、その時からあった水頭症で今回の転倒でできたものではないそうです。転倒する前は高齢ながら自立した生活をしており、食事、入浴、トイレ、洗濯、買物は1人でしていました。が、転倒して入院し安静のため拘束されてから、せん妄と同時に認知症が急に進んでしまい、現在は立つことができず、嚥下障害のため経鼻栄養になりました。脳出血は止まったので、今の症状は認知症の進行と水頭症によるものだそうです。水頭症による脳室拡大は元気な頃からあったため、シャント手術したからといって自宅に帰れるほどの状態改善は見込めないそうです。しかし、タップテストをしたところ、介助に協力的になり、車椅子への移乗介助もしやすくなって、口から食べる量も増えたとのことです。
ただ、今までかかっていた別の病院の物忘れ外来(神経内科)の先生の所見は異なり、脳室拡大は認めるが水頭症ではないとのことでした。今回の転倒直後のCT画像もそちらの病院にありますが、やはり水頭症の所見は認められないとのことです。(転倒直後は熱中症疑いでそちらの病院に運ばれ、脳CTでクモ膜下出血がわかって、今の病院に転送されました)
【質問】二つの病院でご見解が異なるのですが、タップテストで状態の改善があったことから、手術を進めてもよいものでしょうか。
口から食べられるようになって、リモート面会でもしっかり話せて少し元気になったのがわかるので、このような時間が延ばせるなら手術をお願いしたいのですが、前の神経内科の先生と所見にズレがあるのが気になっています。もしも水頭症ではなかった場合、手術したら危険でしょうか。手術する前にセカンドオピニオンも考えた方がよいでしょうか。

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