メラノーマのPET/CT結果について

person60代/女性 -

60代の女性です。セカンドオピニオンを受けた方が良いか、ご相談させてください

8月初旬のPET/CTの結果、頭頂部前方皮膚(画像では皮膚と骨の間)、右側頭部皮膚、に集積が確認できたが、視診では右側頭部皮膚のみ確認できたため、9月初旬に手術にて右側頭部皮膚のみ除去。除去付近のリンパ節転移はなかったが、血行に達しており、血行性転移は否定できず、ステージIIc。次回は11月中旬に造影CT検査予定

医師からは頭頂部前方皮膚は視診で確認できないため、経過観察とのことでしたが、セカンドオピニオンを受けて当該部位の検査をすべきでしょうか

<PET/CT結果>
FDG投与量=211MBq、血糖値=90mg/dl
【所見】
■右側頭部皮膚に肥厚が認められる(径約8mm、厚さ約3mm、SUVmax=6. 86)。同部周囲の皮膚には造影効果を呈する微小な肥厚が散見される。頭頂部前方の皮膚に結節が認められる(径約8mm、厚さ約4mm、SUVmax=2.00)。これらは悪性黒色腫かもしれないが、画像のみで炎症性変化等との鑑別は難しい
■右後頸部や右顎下リンパ節に集積が認められる(短径7mmまで、SUVmax=~ 3.15)。反応性集積かもしれないが、転移の否定は難しい
【上記以外の所見】
■右肺下葉末梢に4mmまでの小結節が認められる。肺内リンパ節や陳旧性炎症性変化が疑わしい形態だが、転移鑑別のため、フォローして下さい
■甲状腺右葉に微小結節あり、念の為フォローして下さい
■肝に嚢胞が散見、両腎に嚢胞あり
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【診断】
■頭部悪性黒色腫。頭頂部、右側頭部の皮膚に集積が認められる。視診や組織学的診断と対比の上、評価して下さい
■右頚部リンパ節集積、右肺下葉小結節は経時的変化を観察して下さい

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