非小細胞肺癌の術後補助化学療法について
person50代/男性 -
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お世話になります。知人(50代男性)が非小細胞扁平上皮肺癌(ステージIIB)になり、最近、左肺上葉切除+リンパ節郭清手術を終えました。今後、術後の補助化学療法を受けるというので、私も気になり、いろいろ調べました。まずはNCCN(National Comprehensive Cancer Network:アメリカ合衆国の癌に関するネットワークでしょうか?)の非小細胞肺癌のガイドライン(2020年版)を日本語訳したものが日本肺癌学会のページに載っていましたので一部抜粋します。「...NCCN非小細胞肺癌委員会は、すべてのがん薬物療法レジメンを望ましさに基づいて層別化し、シスプラチン/ペメトレキセドを非扁平上皮NSCLCに対して望ましい術前および術後レジメンとすることを決定した。肺扁平上皮癌患者に対しては、シスプラチン/ゲムシタピンおよびシスプラチン/ドセタキセルが望ましい術前および術後レジメンである。その他の推奨されるレジメンとしては、シスプラチン/ビノレルビンやシスプラチン/エトポシドなどがある。...」とあります。一方、私の知る限り、日本国内では、術前はわかりませんが術後の補助化学療法としては非扁平上皮NSCLCも扁平上皮NSCLCも区別なく、シスプラチン/ビノレルビンを術後の補助化学療法として適用してると思いますが、NCCNでは、上記のとおり、非扁平上皮と扁平上皮を区別して、各々の望ましい薬物療法レジメンを挙げています。しかも、日本で標準的なシスプラチン/ビノレルビンは、「..その他の推奨されるレジメンとしては..」とあり、脇役的に感じられます。アメリカ合衆国と日本のNSCLCの(術前)術後補助化学療法の標準(推奨?)レジメンの違いは、日本国内ではエビデンスがないため?国内で認可されていない薬剤、またはレジメンだから?その辺り、お詳しい先生方のご意見をお願いいたします。
person_outline大木金太郎さん1人が参考になったと投票
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