脱ステロイドの「リバウンドからの回復」はどのような原理なのですか?

person20代/女性 -

【疑問】
アトピー性皮膚炎によって長期的に使用していたステロイドを止めると、リバウンドとして急激に悪化するかと思います。

そしてよくそれが、「『一時的な』悪化」「リバウンドを経た後回復傾向をたどる」と脱ステロイド派の医院や脱ステロイド経験者の方がお話されているのをよく耳にします。

ステロイドをやめることによって悪化することは当然納得なのですが、
本来ステロイドを使う必要があったほど皮膚の炎症を繰返していたにも関わらず、使用を中止しリバウンドを経たら改善する、症状が落ち着くというのが論理上理解できていません。
(全ての人に当てはまるわけではないというのは承知しています。)
ステロイドに代わる別の治療などで頑張っておさえているということなのでしょうか。厳しい悪化症状で免疫が鍛えられるということなのでしょうか?
どのような原理でそれが起こりうるのか理解したいので、ご説明お願いいたします。

【質問の理由】
幼少期から20年以上アトピーを患っており顔・体にステロイドを使用してきました。
最近になり、主に顔に酒さ様皮膚炎などの副作用が認められ、極力使用を減らしロゼックスゲル、デュピクセントやモイゼルトなどの非ステロイド軟膏で代替しています。

しかし、顔のアトピーの症状の今までに無い程度の辛い悪化がこの3-4ヶ月続いており、抑えるためにステロイドを一旦使わざるをえなくなったのですが、医師から
「ステロイドをやめた一時的なリバウンドかもしれない。デュピクセントもしているし、切り抜ければ安定する可能性はある」と言われました。

「リバウンド」が回復前の一時的な悪化いう概念はよく耳にしますが、当事者として「今まで症状を抑えていたステロイドをやめたのだから、これから悪化の一方しかないのでは?」と体感として感じており、よく理解できていません。

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