膀胱癌全摘後の化学療法の必要性 ステージypT3a
person60代/男性 -
62歳男性です。10/11に膀胱癌により、膀胱・尿道・前立腺・精嚢を全摘し、回腸導管を作成しました。摘出検体の病理検査結果は、病変1:膀胱頚部〜右尿道口部に病変があり、割面では膀胱周囲の脂肪組織への浸潤が認められる。異形度はgrade2、high grade相当だが、一部で核分裂像が散見されgrade3相当部分も混在している、ステージはypT3a。口頭でリンパ節への転移は無しと。上皮内を這うよう周囲へ進展するCIS patternが少量認められる。軽度の静脈浸襲も認められる。膀胱周囲脂肪組織の浸潤部ではリンパ管侵襲像が目立つ。深部断端は陰性。尿管断端は陰性。
病変2:前壁に乳頭状の病変が認められ、異形度はG2、high grade相当、間質浸潤は認められず、脈管侵襲も見られない。
前立腺には鋸歯状の増生を示す過形成腺菅が散見も、carcinomaは認められない。
との結果でした。
主治医は、術後の化学療法は、基本的に不要、念の為施術するはあるが、腎臓のクレアチニン数値が11/1 1.40の為、やるならカルボプラチンになるが、エビデンスが確立してないしやはり不要とのこと。後はやるなら貴方の意思は当然尊重するとのこと。ちなみにその後11/18 1.13まで回復。
これは再発リスク低減を目指し化学療法をやった方がいいか、やるならクレアチニンがいくつでGC療法をやる、カルボプラチンでやるなど、ご意見頂けますと幸いでございます。
最後にセカンドオピニオンもやった方がいいでしょうか?
次回CT検査は1月初旬です。
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