心房細動に対して抗凝固薬を処方しない理由

person70代以上/女性 -

97歳の祖母のことで質問させていただきます。高血圧、糖尿病に加え、6年ほど前から大動脈弁狭窄症と診断されていました。しかしそれ以外はいたって元気で、毎日畑仕事をしていました。10月8日に、急に右手が動かなくなったと言い、大学病院に連れて行ったら上肢急性動脈閉塞症と診断され、緊急手術で血栓を除去してもらい右手の動きはすぐに回復しました。術後一日で退院でき、退院時にリクシアナを処方されました。その後、1月23日まではやはり畑仕事をしたりしてとても元気にしていたのですが、1月24日の朝、意識昏迷状態になり、救急車で総合病院に運ばれ、心原性脳塞栓症と診断されました。右の頸動脈が完全閉塞し、MRI拡散強調像で左半球の広範囲が真っ白になっていました。抗凝固療法を開始されましたが、28日に息を引き取りました。

もう大変高齢でしたし、今更ではありますが、一応今後の参考のためにお聞きしたいです。思い出してみると、祖母は昨年5月頃にかかりつけ医で不整脈があると言われたと言っていました。その不整脈というのが心房細動のことだったのかどうかわかりませんが、10月に上肢が血栓で閉塞したので、やはりその可能性が高いのではないかと思っています。もしそのときすぐに抗凝固薬を処方されていたら違った結果になっていたのではないかと思い、なぜその処方がされていなかったのか、処方しない理由があるとすればお聞きしたいです。最期を看取ってくださった神経内科の先生は「血圧の関係で出さないことに決めたのかもしれない。循環器じゃないからよくわからない。」とおっしゃっていました。ちなみに「大動脈弁狭窄症は高度だったけど、EFは72%とかなり保たれていた。」ともおっしゃっていました。

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