肝臓の左葉・左肝管切除後の閉塞性黄疸について

person60代/男性 -

60代の父に起こった事象です。
肝臓の左葉・左肝管を切除するオペを行いました。

人間ドックにて異常が指摘され、左肝管が狭窄しており肝臓の1/3が機能していないことが分かりました。

しかし、父は20年前に交通外傷による肝破裂を経験しており、その治癒過程で癒着し狭窄している可能性がありました。

その後様々な検査をし、胆管癌のリスクは低いものの完全否定できなかったため、本人の意向でオペに踏み切りました。

手術は無事終了し、狭窄の原因も悪性腫瘍ではありませんでした。

順調と思われたオペ後4日目、
胆汁が排出されておらずビリルビン値の上昇が進み、閉塞性黄疸となりました。

切除部付近の胆管が狭窄しており、縫合が原因か元々狭窄気味だった事が原因か、と説明を受けました。
また、縫合部からの胆汁漏があったために予定よりプラス3針は多くなったとのことでした。

更に、事が発覚した際に「きつく縫いすぎちゃったかな」と医師が言葉を零しました。

術後1週間経過してからは、
ERCP 1回、胆管1mm腫脹の状態でのPTBD 2回を行い胆管狭窄は改善せず。
PTBDにて胆管ドレナージが可能になったため、黄疸は改善されました。

ですが、今後は
外付けの胆汁排液ドレーンを付け、一時退院。
3ヶ月後にリオペとなりました。

上記の事から
1. 胆管癌術後の閉塞性黄疸が起こった事例をお聞きしたことはありませんか
(事例を教えて頂きたいです)
2. 縫合時の判断・手技を誤った可能性はありますか
3. CT等の画像初見はありませんが、ERCP等の処置は回数・方法共に適切でしたでしょうか
(開腹以外の他の方法があれば教えて頂きたいです)

についてお伺いしたいです。
医療用語を用いて頂いて構いません。
よろしくお願い致します。

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