飛蚊症(後部硝子体剥離)の自覚症状がなくなる目安と、低濃度アトロピン点眼の有効性について

person50代/男性 -

1月ほど前に目に影が飛んで眼科に行き精密検査を受けましたが、結果、飛蚊症(後部硝子体剥離)といわれ、加齢性なのでどうしようもないといわれました。
ビトレオライシスも根治にはならず、硝子体除去手術をリスク覚悟でするしかないと言われました。
自分で調べたのですが、飛蚊症(後部硝子体剥離)では、変性したコラーゲンを含んでいる硝子体は加齢で縮んで網膜から離れて行き網膜に映る影も半年から1年もすると7割ぐらいの方は自覚しなくなってしまう。しかし、3割は飛蚊症が残る。
しかし、最近、ヨーロッパで、低濃度アトロピンを使って症状を軽減させる方法があり、7割が飛蚊症を気にしなくなったという報告がされている。その瞳を広げる副作用を利用して平均1mm程度瞳を広げて、入ってくる光の量を拡散させて影を目立ちにくくするという方法らしい。少ししか瞳を広げなく見え方への影響は殆どなく1日1回目薬をさすだけで1日効果があり7割の方に飛蚊症の症状が改善されたとのこと。
この話をかかりつけの眼科の先生にしたところ、内容は医学的根拠があると。
精密検査では、網膜裂孔、網膜剥離、眼底出血等の他の疾患の可能性は除外。糖尿病でインシュリンと内服、軽度の緑内障がありトラバタンズの点眼。白内障のオペ(単焦点)済。軽度の円錐角膜あり。
・上記内容にEvidenceはあるか?
・加齢性の飛蚊症であれば、後部硝子体剥離が進んでいく中で、変性したコラーゲンが離れていき、そして重力の影響も受けて視軸から外れていく事が多いから、通常は半年程度で気にならなくなっていくのかどうか?
・半年経っても飛蚊症が残るようなら、低濃度アトロピン点眼に有効性はあるのか?デメリットよりメリットが大きいのか?また、対処療法に過ぎないからずっと差し続けないといけないのか?

こうした点に、先生方のご教示お願い致します。

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