不登校生の対応について

person10代/男性 -

私は10年前に中学校の教師を定年退職し今は不登校気味の生徒を対象とした教育相談員をしている者です。登校はできるけれどずっと教室で座っていることのできない生徒の対応をしています。不登校気味の生徒は小学校の時もその傾向があり、学習は苦手で当然中学校の授業にもついてこれません。私は小学校での教育相談員の経験もあるので中学校の不登校気味の生徒も勉強が分からず授業に出ないのだと思っていました。ところが私が今一番時間をかけて関わっている男子生徒(A君)と1ヶ月以上関わっていく中で、学力のことは2番目で主たる原因が、つまり病的な原因があるのではないかと思い始めご相談した次第です。
その理由は大きく2つあります。
教室に長くいれない子は30人もいる他の生徒のことが気になってしょうがなく落ち着いて座っていられないということです。意外だったのは、ある日、学校の都合でいつもいる相談室とは別の学習室というもともと教室だった広さのある部屋にA君といた時、その友達が6、7人入ってきて「こんな部屋があったんだ。落ち着くなぁ。ここなら勉強しやすいなぁ」と口々にいうのです。A君ではなく友達がです。つまり、教室にいれないほどではないけれど、A君の仲間はかなり周りを気にしながら授業を受けているということです。
2つ目は自分はGパンは履けないというのです。理由は肌にくっついて気持ちが悪いというのです。人の存在、声、肌感覚まで敏感だということを知りました。
こんな生きにくさを持った子供がいる。ひょっとしたら病気なのかもしれない。
学校ではいじめや勉強嫌い、だらしなさが原因で不登校が増えていると一般には思われています。社会の変化で子供達が生きにくさの影響を受けているとしたら。
とりあえずそちらはドクターのサイトですので、そういう子供たちへの接し方、病気ならどこに行けば良いのか、など教えていただければ助かります。

注目の情報

各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。

本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。

お探しの情報は、見つかりましたか?

キーワードは、文章より単語をおすすめします。
キーワードの追加や変更をすると、
お探しの情報がヒットするかもしれません

協力医師紹介

アスクドクターズの記事やセミナー、Q&Aでの協力医師は、国内医師の約9割、33万人以上が利用する医師向けサイト「m3.com」の会員です。

記事・セミナーの協力医師

Q&Aの協力医師

内科、外科、産婦人科、小児科、婦人科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、精神科、循環器科、消化器科、呼吸器科をはじめ、55以上の診療科より、のべ8,000人以上の医師が回答しています。

Q&A協力医師一覧へ

今すぐ医師に相談できます

  • 最短5分で回答

  • 平均5人が回答

  • 50以上の診療科の医師