前立腺がんMRIの評価について
person60代/男性 -
64歳男性、2020年以来PSAを定期的に検査し、以下の経緯となっています。
7.52 7.36 9.34 8.25 7.59 9.99 10.08
2020年にMRIを行い、異常無しだったのですが、直近でPSAが10を
超えてきたので、再度MRIを行いました。
結果は以下の内容でした。
診断
中程の左移行域に equivocal lesionを疑う所見あり。
所見
・前立腺のサイズは4.1x3.7x4.2cm、体積は33.9mlである。
前立腺移行域の肥大を認める。
・前立腺中程のレベルで左移行域5時方向に5~7mm程度の拡散制限を
有する小結節影が見られる。 Dynamic studyでの早期濃染像は確認
できないが、あえて疑うとすればこの病変である。
・その他には前立腺内に、腫瘍性病変を示唆するような異常信号は確認
できない。
・両側の精蓑腺は萎縮している。
クリニックの先生のお話では、この程度の小さい影は良性の場合も
多いとの事でした。 「生検すれば良性悪性分かるでしょうか?」と
尋ねたところ、小さいので、MRIガイド下でなければ針が当たらない
可能性が高いとの事でした。
針が当たらなければ生検を行う意味が無いですし、生検自体の侵襲性も
気になります。
そこで質問があります。
1.早期濃染像が確認できなければ良性の可能性が高いのでしょうか?
2.「あえて疑うとすれば」程度であれば、今すぐにでも生検すべきという
逼迫した状態ではないと言えるでしょうか?
このままPSA監視を続けて、状況次第で再度MRI実施という考え方も
あるでしょうか?
3.2020年に撮影したMRIのデータを入手して、今回のMRIと見比べる
のは意味があるでしょうか?
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