乳がんマンモトーム生検結果の見方と今後処置(小葉内の軽度増生、細胞膜にE-cadherinの減弱)

person40代/女性 -

2週間前に、乳がんのマンモトーム生検を行い、先週下記のような結果が出ました。この夏から海外(途上国)に赴任の予定で、現地では日本と同水準の検査・治療を受けるのは難しく、検査や処置は日本に帰国して行う必要があります。そこで、今回の病理所見の見方について、以下質問させてください。

【質問】
1.「一部小葉内において上皮の軽度増生がみられた、また細胞膜にE-cadherinの減弱がみられた」の意味するところが良くわからないのですが、将来、悪性の乳がんに変わりうる可能性がどれくらいあるのでしょうか?

2.仮に、部分切除をした場合、その部分切除したものを検査して、悪性・陽性かを調べることが出来るのでしょうか?

3.仮に、部分切除をした場合、その後の検査は、どのような間隔で行うことが望ましいでしょうか?

【病理所見】
右乳房マンモトーム生検材料。19片。一部小葉内において、上皮の軽度増生がみられており、これらの上皮には細胞膜にE-cadherinの減弱がられます。小葉新生物です。標本中に悪性所見はみられません。一部に分泌型の石灰化がみられます。

【医師から受けた提案】
「この状況においては、一般的には経過観察、半年後など定期的な検査を受診することが望ましい。しかし、海外(途上国)への赴任によって定期的な検査が難しい場合は「今の時点で、石灰化がみられる部分を、部分的に切除する方法もある」

【背景】
今年3月、マンモグラフィ検査により、右乳房に「微小円形、区域性、石灰化」という所見を受け、5月にマンモトーム生検を受けました。それまでに2年に1度ほど受けてきた乳がん検査(主に超音波)では異常なしでした。

アドバイスいただければ大変助かります。どうぞよろしくお願いします。

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