Q

尖圭コンジロームの治療法と性交について

先日、尖圭コンジロームだと診断されました。

診察に行った皮膚科での治療法はドライイアイスのようなものでイボを焼いて徐々に小さくするという方法です。ほかにも薬や手術による切除があるそうですが、どの方法が確実なのでしょうか?現在の方法は痛く、時間もかかるそうです。

また、特に禁止することはないと言われましたが、性交によって感染するらしいのに性交を行っても平気なのでしょうか?どういった性交の仕方だったら大丈夫なのでしょうか?

周りには相談しづらい内容だったので悩んでいました。よろしくお願いします。

質問者:板東 さん

C.U.泌尿器科 先生
泌尿器科

C.U.泌尿器科 先生

尖圭コンジロームは基本的には性行為感染症です。
きちんと治療が完了する間では感染予防が必要な疾患です。
当然、通常は発症前に性交渉のあるパートナーがいらっしゃると
思いますが、パートナーの検査・治療も御願いします。
治療ですが、コンジロームの出来ている皮膚にはウイルスが居て、
生き残っている限り再発を繰り返します。
一番単純なのはコンジロームそのものを周囲の皮膚を含めて切除して
充分電気メスなどで焼灼する事ですが、高頻度に再発します。
これはまだ発症していない皮膚にもウイルスが居る事が多い為です。
従って、手術の後も定期的に通院して頂き、術後の経過と同時に
再発の確認もさせて頂きます。
恐らく、板東さんの担当の皮膚科の先生は液体窒素で治療をして
おられると思います。これは比較的安価で出来るので、それなりの
メリットがあります。また、前述の理由で再発は多いですから、
一定期間に分けて治療する事により再発巣も同時に治療が出来ると
思います。「確実性」と云う意味ではさほど違いはないと思います。
再発を抑える為には抗ウイルス剤が必要になりますが、一般的な
抗ウイルス剤が存在しない現在(ヘルペス属にはありますが)、
細胞免疫に作用させる意味でヨクイニン(一種の漢方薬)の
大量内服継続療法が多少効果がある程度です(私は良く使います)。
上記の先生も御指摘のように、保険適応は有りませんが、
ブレオマイシン軟膏や5FUも極めて有効ですが、基本的には抗癌剤
ですので、それなりに副作用も考慮が必要です。

hero2005 先生

女性の場合には、外陰部にできると強い痒みを伴い、小陰唇を中心に醜形を呈するようになります。やがては、皮膚の伸びが悪くなるため性交そのものが、苦痛になります。

また、膣内や子宮下部にもできますが、この場合は産婦人科を受診して診察してもらわないと外からはみえません。性交のパートナーにも一度、受診をお勧めになるのが賢明でしょう。

なお、女性の場合、そのまま妊娠、経膣分娩(自然分娩)すると、「新生児の喉頭コンジローマ」や「分娩時の裂傷」の問題があります。見過ごしてはいけない疾患です。

糖尿病専門医にあらず 先生
循環器内科

糖尿病専門医にあらず 先生

再発が高率にあり、尖圭コンジロームの原因ウイルスは子宮癌との関連が指摘されおり、女性に感染させたくなければ、治療後数カ月(数カ月後の再発は珍しくない!!)は性交は厳禁。6か月再発が無ければ、ほぼ、治癒とみなして良い。性交再開はそれから。女性に既に感染している可能性もあるため、女性も受診が必要。女性の場合、治療時の苦痛は男性の比ではない。治療法は、レーザー焼灼、液体窒素での冷凍凝固、5-FUなどの抗癌剤軟膏の塗布があり、これらの治療後の再発抑制にヨクイニンの服用を併用することもある。欧米では、「アルダラ」という、免疫賦活を機序とする塗布薬もある。Webでの個人輸入は可能だが、きちんとした知識の無い方にはお勧めしかねる。

hero2005 先生

おっしゃるとうりです。ある風俗の従業員の方を治療したとき、そのお店の18人中17人がコンジローマに感染しておられ、「コンジローマって普通だよね」という会話を聞いて空恐ろしい気持ちになったことを思い出しております。

「糖尿病専門医にあらず」先生のおっしゃるとうりです。なめてはいけません。「ヨクイニン」は「尋常性ゆうぜい」には保険適応があります。「尖圭コンジローム」と書くとだめかもしれませんが。

「尋常性ゆうぜい」は文字化けしそうで、あえて「ひらがな」で書きましたが。「ゆうぜい」というのは「いぼ」という意味です。

板東さん

大変参考になりました。

現在、液体窒素で治療中ですが
この方法で治療を続けていこうと思います。
治療後も半年以上は性交を行わずに
経過を慎重に確かめていこうと思います。
ありがとうございました。

hero2005 先生
全科

hero2005 先生

治療中は、局所の細菌感染の可能性もありますし、周囲に広がる可能性もありますので、控えるほうが賢明でしょう。陰茎に限局しているならば、コンドームの使用をおすすめします。

高周波やレーザーで焼灼するほかに、保険適応はありませんが、フトラフール(5FU)軟膏やブレオ軟膏が使用されますが、潰瘍形成の問題もあり使用がむずかしいのが難点です。

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