漿液性+子宮体がん1b期、術後の生存率や化学療法の効果・必要性について教えてください。
person70代以上/女性 -
70歳女性の母についてです。
今年9月末に子宮体がん1a期+漿液性がんとの診断で、子宮全摘、卵巣、卵管、大網、骨盤および傍大動脈のリンパ節郭清を行いました。
術後の顕微鏡に基づく確定診断では、子宮体がんそのものは子宮内膜に留まっているものの、筋層への浸潤が2分の1を超えている(16.5mm/17mm)こと、リンパ節などへの転移はみられなかったことから、最終的には1b期との確定診断となりました。
今後の治療方針として、1b期ではあるものの、漿液性であることから化学療法(パクリタキセル+カルボプラチン)を推奨されている状況です。
以下、質問させてください。
1) 漿液性がんは所見が初期でも転移していることが多く、また再発したときには抗がん剤が効きにくいので悪性度が強く、予後が悪い(5年生存率が60%前後)ということは理解しているのですが、上記の母の状況でもやはり転移の可能性は否定できないため、より高い生存率を期待するのは時期尚早、ということなのか、1b期でリンパ節への転移がないようであればより高い生存率を期待して良いものなのか、ご見解をお聞かせ頂けると助かります。
2) 化学療法は3週間に1度の抗がん剤点滴を6回行うことを提案されており、これは標準治療との理解です。ただ、母は骨髄抑制や脱毛、しびれといった副作用に非常に抵抗を感じており、化学療法を行いたくないと言っています。再発をすると抗がん剤が効きにくいという理解なので、なるべく抗がん剤治療をさせたいと思っているのですが、漿液性がんでも化学療法をしておいた方が有意に再発の可能性を抑えられると思って良いのでしょうか?どれくらい違うものか、などご意見を賜りますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
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