5-HT3受容体の刺激による悪心と抗コリン作用によるその悪心の増悪について

person70代以上/女性 -

サインバルタのように5-HT3受容体刺激薬を服用中、副作用で悪心が出ているときに抗コリン作用のあるベンゾジアゼピン系のお薬を服用すると、アセチルコリンの作用が弱まり悪心が増悪するでしょうか?

サインバルタによる悪心の副作用について調べたら「 5-HT3 受容体を刺激する.その信号は孤束核に伝達され,刺激の程度が強ければ脊髄背側の網様体の中にある嘔吐中枢が興奮し,腹筋収縮,横隔膜収縮,小腸収縮,胃収縮,噴門弛緩,食道弛緩が生じて嘔吐が生じる。」、「制吐剤のモサプリドは胃や十二指腸に存在するセロトニン5-HT4受容体を刺激して、アセチルコリンという物質を遊離させます。そのアセチルコリンの作用により、胃腸の運動が活発になります。」と書かれていたので、ベンゾジアゼピン系のお薬は抗コリンの作用があるので悪心を増悪するのではと思いました。

この為、もし制吐剤を使用するならアセチルコリンを増加させる制吐剤使用について主治医と相談を考えているのですが、2週間以内ならモサプリド、常用するならスルピリド50mgを一日半錠(25mg)の服用がいいのでしょうか?

またもし悪心の副作用が改善しない為にサインバルタ置換するとしたら5-HT3受容体拮抗作用がありノルアドレナリンとセロトニン活動を同様に高めるミルタザビンの方がいいのでしょうか?

以前質問した母の体調ですが、スルピリド50mgx3回(150mg)からサインバルタ20mgにメイラックスの半錠の一日置きの隔日服用に変更したら、以前服用していたデュロキセチン20mgにメイラックス半錠の週に2、3回の服用と比べ大分改善しました。ただ賦活症候群なのか、サインバルタの5-HT3 受容体を刺激する作用にメイラックスの抗コリン作用が加わったせいなのか悪心があります。

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