高齢な父のポリファーマシーの懸念

person70代以上/男性 -

○相談内容
・私の父(91歳)が前立腺肥大、認知症、高血圧で2つの病院(泌尿器科・個人病院、認知症・専門病院)に通院しています。毎日朝に飲む薬の数(7剤)がとても多くて、高齢者の多剤服用による薬物有害事象(ポリファーマシー)が心配です。服薬している薬の数や量を減らすことは可能でしょうか。
○父の状況
・薬を服用していて感じるのは、毎日朝に薬を飲むことが苦痛のようです。自らはなかなか飲まず、家族が催促してやっと飲む状況。
・便が軟らかく、便や尿失禁があることから、オムツを常用しています。
・要介護1の認定を受けており、週3回デイサービスに通っている。
・日中は、椅子に座っていることが多く、外出や室内での運動もあまりしない。
・血圧は120/80位。低いとき100、高いとき160。
○服薬している薬
(泌尿器科・個人病院から)
・ビソプロロールフマル酸0.625mg(β遮断薬)
・ミネブロ錠2.5mg(選択的アルドステロン拮抗薬)
・ジャディアンス錠10mg(SGLT2阻害薬)
・トラセミドOD錠4mg(ループ利尿薬)
・アルファカルシドールカプセル1μg(活性型ビタミンD3製剤)
・デュタステリドカプセル0.5mg(5α-還元酵素阻害薬)
(認知症・専門病院から)
・ドネベジル塩酸塩OD錠5mg(コリンエステラーゼ阻害薬)
○心配なこと
・身体状況ですが、身長155cm、体重49kgと成人男性にしては小柄なのですが、薬剤情報から薬の用法・用量のをみる成人の用量は一定ですが、体格に応じた処方の調整(用量を減らす)が必要ではないか。 
・ドネベジル塩酸塩については、「注意すべき副作用」に「運動失調、ジスキネジア、不随意運動 、歩行異常」などがあります。脚力が目に見えて落ちている(1年前より歩けなくなった)ので、薬の影響がないか心配です。

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