発声と喉の諸症状の関係について

person20代/男性 -

26歳男性です。バンドのボーカルをしており声を使うことが多いのですが、たくさん歌った後やその翌日は喉や上咽頭が乾燥しやすかったり、喉の調子が変わったります。
そこで発声とそれに関わる器官の関係をお聞きしたいです。

声帯や仮声帯は多くの空気が通り、たくさんぶつかり合って振動するので、声を出し続ければ乾燥したり炎症するのは当然だと思います。

声を出す際よほど特殊な発声をしない限り、主として働くのは声帯と仮声帯、ほか声帯周りの筋肉(迷走神経など)だと思うのですが、
大声を出したり、叫び続けたりすると声帯の炎症のほかに扁桃炎などになると聞いたことがあります。
(実際自分も昔発声が整っていない時に無理に声を出し続けた結果喉を痛めて風邪を引いたこともあります。)

上咽頭を始め扁桃腺といったものは、それ自身が振動したりするなど、発声に物理的に関与はしていないと思うのですが、
これら声帯以外の喉の器官にも発声による負荷の影響が出るのは何故なのでしょうか。

声帯の炎症が広がったり、空気による乾燥によるものなのでしょうか?
そうであれば負荷の少ない正しい発声とブレスを気をつければ、喉への悪影響は避けられるのでしょうか?

それとも、これはお恥ずかしながら素人のイメージなのですが、喉を酷使することで喉周りの器官が、組織の修復に集中するため、免疫に割くリソースが足りなくなってしまい、炎症を起こすといった仕組みなのでしょうか。

断片的な知識と自信の曖昧なイメージでの質問で大変恐縮ですが、
ぜひ医学知識を体系的に学ばれております先生方にご教授をいただきたく存じます。
何卒よろしくお願いいたします。

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