後輩が癌を発症、早期の手術を勧めるが拒否。失敗を今後の教訓として相談に生かしたい。助言の工夫を教えて
person50代/女性 -
私は男性74歳。年の功に因り、後輩や旧社員からは仕事だけでなく、難しい命に係わる病気の相談も寄せられています。今後も、後輩や旧社員のために、良き相談相手になり助言していきたいと考えています。
失敗した例の紹介。
相手は50代の女性。一昨年8月に子宮癌が判明。10月に手術予定。1週間前になって、キャンセル。「臓器を取ってしまって無くなるのは嫌です。私は、冷え性なので、他の方法(入浴療法等)で癌を治します」と言い出しました。そこで、私は、「体を温めて、免疫力を高めることは重要ですが、今すぐには難しいです。癌は、他の臓器へ転移するので、早めに、手術した方がいいよ」と助言しました。私の助言に反発して、「天の邪鬼」になったようで、あっちこっちの入浴療法を試したそうです。本人は、検査の結果、効果がなかったことが分かり、やむなく、昨年2月手術をやっと決断しました。そこで、私は、「生ものは特に貝はおいしいけれど当たることがあるよ、友達と会うとコロナに感染することがあるよ、体調を整えて手術に臨んでね」と助言しました。悪い筋書き通りになってしまい、2月も4月も手術延期になってしまいました。
そこで、気にはなっていましたが、私の助言が悪かったと反省して、私は連絡を絶ちました。すると、7月無事に癌手術を受けられたこと、また、転移がなかった旨、メールが入りほっとしました。私も熟睡できるようになりました。
妻は、「あなたの良さは親身になること」しかし「親身になり過ぎることがちょっとね・・・」と指摘されてさすが細君だと感心しました。
私は、助言は難しいなと悩んでいますが、今後のために貴重な教訓として次回に生かしたいと考えています。
先生達は、患者のいやがる手術や治療法をどのように勧めていらっしゃいますか。工夫していらっしゃることや留意されていること等を教えてください。
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