オランザピンが引き起こす非典型的な糖尿病のリスクについてどのように評価したらいいのでしょうか?

person40代/男性 -

よろしくお願いします。

2020年11月17日に「ある大学の研究グループは、第二世代抗精神病薬「オランザピン」(商品名:ジプレキサ)が引き起こす、非典型的な糖尿病の発症について、分子メカニズムで明らかにしたと発表した。」との掲題で、
オランザピンが引き起こす非典型的な糖尿病について、「オランザピン誘発性の糖尿病は、食欲亢進に伴う体重増加、それに続くインスリン抵抗性によって説明されてきた。しかしなかには、肥満をともなわない非典型的な糖尿病も誘発されることが臨床的に報告されている。公式なデータはとられていないが、医師の臨床経験にもとづくと、オランザピン内服者の場合、リスクが2倍程度上がり、20~30%が糖尿病を発症し、 また非典型的な糖尿病を発症する服用者は、そのうちおよそ2~3%と見積もられている。ケトアシドーシスのリスクは10倍程度上がると考えられている。」

この発表を聞いてから、オランザピンを飲むのを躊躇するようになってしまいました。先生方、日常の臨床で、このオランザピンの非典型的糖尿病に遭遇したことはありますか?また、普通にオランザピンを飲んで、肥満を伴わない人が糖尿病になる危険性についてのお考えをお聞かせください。

よろしくお願い致します。

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