88歳の母親に対する胃ろうについて

person70代以上/女性 -

 施設で暮らす88歳の母親が1年ほど前から食事量が減り始め、以前は45kg弱あった体重が1年弱で30kgを切るところまで減少していましたが、11月末に食事量が極端に減ったため検査および栄養管理のため入院しました。その後、嚥下機能の低下や痰の増加などもあり、1週間ほど前から絶食対応となり、医師からは胃ろうを実施するか否かの選択をするように言われています。
 胃ろうの一般的な長所・短所については一通り調べてそれなりに理解しているつもりですが、母親に特有の以下の3つの観点から、胃ろうの長所・短所についてのご意見をいただけないでしょうか?
 なお、現状、本人および子の意志としては、胃ろう実施の方向です。

<観点1>88歳という高齢
 高齢の場合でも、胃ろうの効果は期待できるでしょうか?

<観点2>口蓋裂の影響
 母親には口蓋裂があり、手術を小学校入学前に実施しましたが、上顎部は完全には塞がっていない状態です。そのため、飲み込み時に空気が上に抜けていき嚥下には不利な状態になっている、と言語聴覚士より聞きました。一方で母親は昔から胃は丈夫な方で、今回の入院時の胃カメラでも大きな問題はありませんでした。口からの飲み込みでは口蓋裂の「ハンディキャップ」があると思いますが、比較的丈夫な胃から栄養を摂れば、より効率よく栄養が接種できるのでは、と期待しています。

<観点3>COPDの影響
 3年半ほど前にCOPDの診断を受けましたが、今年9月に呼吸器内科を受診した際のCT検査では、肺胞の破壊がどんどん進んでいる、といった状況ではなく、むしろ、胸部あたりの筋肉量が落ちることで呼吸がしづらくなり、結果的に呼吸に多くのエネルギーを消費してしまっている、とのことでした。こちらの状況は胃ろうの長所・短所に影響あるでしょうか?

以上、よろしくお願いいたします。

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