大動脈解離手術後のせん妄・ICU症候群等からの回復について

person70代以上/男性 -

74歳の父が、昨年12月10日に大動脈解離(スタンフォードA型)で倒れ、12時間に及ぶ緊急手術を行いました。
倒れた段階では意識レベルはやや低下していたととも聞きましたが、手術直前に会話した段階では、意識は通常通りに回復していた印象です。

12時間に及ぶ手術は成功しましたが、腎臓の機能低下などから多臓器不全に陥り、一時期は主治医から「覚悟も必要」と言われる状況でした。そのころから今まで透析を行っています。
しかし年明けから回復し、スピーチカニューレ挿入などを経て、数日前に一般病棟の個室に移れました。
ICUには一か月ほどいましたが、1月半ばには口からの食事もはじまり、かけた音楽に「これは〇〇だね」と反応するような、通常の会話もありました。
また、手術後のCTでは、腎臓を除き脳を含む臓器に大きな異常はありませんでした。
年明けからは簡単なリハビリもはじまっています。
ただし、せん妄で暴れてしまうことがあり、精神科の先生による薬の処方や、手を拘束するような処置はありました(一部は今も)。

父の体格が良かったこともあり、回復はとても順調だと主治医の先生にも言われたのですが、5日ほど前に一般病棟の個室に移ってから急に元気を失い、会話が減ってしまいました。せっかくスピーチカニューレも抜けたのですが。
車いすに座ったり、歩行器で少し歩くこともありますが、ICUにいたころよりもむしろ衰えたように感じとても心配です。
個室に移った直後には、かなり不安がったり少し暴れたりもしたようです。

以下、質問です。
・こういった症状は、環境の変化による一時的なものなのでしょうか? なお父には認知症はありません(倒れる直前にチェック済み)。
・リハビリにより回復が期待できるのでしょうか?
・家族は父にどう接するべきでしょうか?

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