認知症終末での点滴について
person70代以上/男性 -
認知症の末期で入院中の75歳の兄についての相談です。1年くらい前から嚥下の悪い状況が続いており、施設ではよくムセながら介助で食べている状況でした。1カ月前に発熱し、肺炎とのことで点滴治療を続けてきましたが、なかなか炎症がおさまらず治癒は難しいとの説明を受けました。これからの方向として、延命はどこまで希望するかという話し合いとなり、家族としてはとにかく苦しい思いをしないことを一番に希望し、苦しい状況のまま延命は望まないと伝えました。点滴については、少しなり点滴すれば延命効果はあるかもしれないが、今すぐ止めると尿が出なくなって1週間程度だろうとの説明でした。家族としては、治る見込みもないままに苦しい状況を無駄に引き延ばすのは望まないこと、しかし今の点滴を中止することで、たとえわずかであっても死期を早めることになるとすれば、もう少し命永らえられるかもしれない可能性を見殺しにするような気持にもなって複雑な心境です。そこで伺いたいのですが、もし点滴をしないという選択をする場合、法律的にはどうなのでしょうか。家族が意思決定をすれば、現在続いている点滴は中止してもらえるものでしょうか。一度、人工呼吸器を使用したら、たとえ家族であってもはずしてはもらえないと聞いたこともあり、点滴の場合はどうなのかと混乱しております。アドバイスをよろしくお願いいたします。