膵頭十二指腸切除手術のメリットについて。

person40代/男性 -

主人が「肝門部胆管癌」のため手術を受け、左葉肝切除と、右葉肝胆管間にあったごく小さな癌の摘出、胆管から膵管との合流地点までの、3分の2を切除して術中病理検査したところ明らかに癌がいるとの結果が得られたため、さらに数センチを切除したところ、ごく微量の癌があるとの結果が出ました。それ以上先の切除となると、「膵頭十二指腸切除」となるため、再手術の準備をした上で、残存胆管は2mmほど上部を縫合して閉じた状態です。

先日の病理検査の結果では、右葉肝胆管間の癌は、切除した箇所より先に癌細胞は無し。リンパ節にも転移は無し。癌のタイプは浸潤性の進行癌で、ステージ1でした。

医師の見解では、残存胆管については、経験上、90%の確率で、癌細胞はその先にはいない可能性が高いと言えるとのこと。不安であれば、再手術をすることができる。その場合は、膵頭十二指腸切除となる。ただし癌が無い可能性もある。もし癌がいた場合は、膵管や膵臓から周辺へ拡散していく恐ろしさもある。膵頭十二指腸切除自体のリスクもある。

二回目の手術は、8月の初旬予定です。一回目の手術の回復も完全ではない状況で、侵襲性の大きな手術を受けることが、果たして主人の場合、「今すぐに」必要なのかどうか、夫婦で悩んでいます。

そこで、半年とか1年位は、定期的に検査を受けつつ、まずは体力回復と、精神的にもリラックスしてから、再手術をするかどうか、考えてもいいのではと話しています。

医師からは、そのような場合、定期的に超音波エコーやMRI、CTやPET検査を行い、経過観察していくと言われましたが、今回の経験で、月一などの検査で、ごく初期のうちに癌をみつけることができるのか疑問もあります。ご意見を伺いたく投稿しました。よろしくお願いします。

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