高齢者の大動脈瘤手術リスク
person70代以上/女性 -
84歳の母について相談です。3年前に大動脈解離で入院し、幸い治癒してきたのですが、入院で認知症がすすみました。今は父と2人暮らしで身の回りのことは自分でやっていますが、料理は厳しくなってきています。大動脈解離の件で3ヶ月ごとの定期診断をしていますが、昨年末に大動脈瘤が見つかりました。CTかレントゲンの写真をみましたが、明らかに血管が太くなっており、54ミリとのことでした。50ミリ以上だと小柄な女性としてはかなり太いので、通常は手術の対象ということです。このままだといつ破裂するかわからないとの診断でした。一方、認知症がすすみリハビリが厳しいことや、本人の体力が弱っていることから、手術を乗り越えられない可能性があり、手術が成功しても寝たきりになったり、回復過程で肺炎や誤嚥性肺炎で亡くなる可能性もあり「自分が家族なら手術しない」とアドバイスいただきました。質問内容としては、1)手術をした場合、上記のような後悔する結果になる可能性はどれくらいか? 2)手術をしない場合、今後5年間で破裂する可能性はどれくらいか?という点です。上記診断いただいた医者からは、80代でも認知症がなく元気で手術して完治したケースもあれば、寝たきりになって手術したことを後悔したケースもあり、最後は家族が決めるしかないと言われています。60代で元気であれば間違いなく手術をするとも言われています。