標的生検の適応について
person50代/男性 -
56歳男性、2010年10月と2014年7月に急性前立腺炎の既往があり、排尿しやすくする薬を服用中です。夜間は一回トイレに起きる程度です。2014年PSA 2.05、トータルPSA比33.17%、エコーでは前立腺30g 前立腺中央部の腺腫変性による中程度の前立腺肥大→ 2017年PSA3.07→ 2018年 PSA2.73 エコーでは前立腺50g 夜間に一回程度排尿に起きるようになる → 2021年3.05→ 2022年10月7.04 朝に排尿困難あり、エコーでは前立腺55g → 専門医を受診、2023年1月MRIでは前立腺50g、(1) 中部移行部右に 15 mm の結節性病変Pirads 3 、 T2強調画像では低信号、拡散強調画像で高信号、ADC(拡散係数)に制限があり、コントラスト造影剤の取り込みがC型 (2) 中央部右側に多結節性腺腫あり、再度PSA検査し経過観察とのこと。2023年10月PSA7.41 生検を勧められる→2024年1月PSA10.18 → 2024年4月生検予定。2022年にPSAが倍増し、特に去年の10月から3か月の間に7→10と急上昇しているのが心配です。(1) 医師の見立てでは疑わしいゾーンはなく標的生検の適応ではないため通常の生検を行うとのことですが、MRIでは「中部移行部右に15mmの結節性病変 pirads3」とあり、これは通常は標的生検の対象にならないものなのでしょうか。(2) 1年前のMRI結果とPSAの上昇具合から癌である可能性はどれくらいでしょうか。現在フランス在住で現地の医師にかかっており、情報が乏しく質問させて頂きました。