高齢者の胃癌に対する治療、ESDをチャレンジするか、外科手術をするか、の選択について
person70代以上/男性 -
83歳 父親 胃がん(胃の中央部)
ステージ 1〜2
深達度 超音波内視鏡にて、粘膜下層〜固有筋層か微妙
既往歴 脳梗塞、軽い認知症
担当外科医様から、治療方針について、下記のご説明をいただきました。
内視鏡手術(ESD)をする場合
腫瘍を取り切れるかが分からない
穴が空く可能性がある(出血)
外科手術(腹腔鏡手術)をする場合
胃の3/4を切除する
退院後の生活レベルの低下が大きい
このことから、内視鏡手術(ESD)を、はじめに行って切除した腫瘍を検査し、転移の可能性を予測する。
・1%以下ならOK
・5%程度を許容するなら、それもOK
・それ以上なら、追加で外科手術をする
但し、医師の立場からは、最初から外科手術をお勧めする、と仰られました。
家族で話し合いを行いました。
高齢者でもあり、これから先のことを考えると、上記の5%程度を許容する方法がバランスが取れて良いのではないかと考えております。
他の病院では、高齢者はリスクが大きいから治療はしない、或いは、治療するなら外科手術の一択と言われました。
このような細やかな選択肢を与えていただいた担当外科医様に感謝の念を抱いております。
このような状況における選択方法について、ご意見をいただきたく、宜しくお願い申し上げます。