前立腺がんの生検検査結果についてご相談
person50代/男性 -
2年前、PSA5.9、MRI検査は異常なし、1年後PSA7.3、MRI検査「疑いあり」で、生検(12本)し、癌なしでした。
翌年23年7月にPSA10.8、1か月後PSA 7.5、12月PSA12.2に上昇。MRI検査の結果、カテゴリー4の3mmの信号がありMRI融合生検を実施。MRI標的部位5本からは癌は検出されず、「他よりもやや炎症細胞浸潤・腺管成分が目立つ印象うける」の所見があり、前立腺が炎症を起こしているのでPSAも上昇したとの説明。
一方、10本の系統生検のうち、反対側の1本から癌が検出(グリーソンスコア6、実測値1mm未満/18mm)。経過観察して、5か月後PSA検査となりました。
1.経過観察は妥当な選択でしょうか。
2.前立腺が炎症している自覚症状無ですが、炎症でPSAは12まで上昇するのでしょうか。2年前から数値が上下するも右肩上がりなので本当に癌がないか不安です。
3.発見された癌は、今後グリーソンスコアが6から変化して高リスク癌になる可能性はどのくらいでしょうか。
4.前立腺以外に癌があり、そこから前立腺に転移するケースはありますか。
21年10月 PSA 5.9
22年4月 PSA 4.3
12月 PSA 7.7、 MRI検査 5段階の「4」
23年1月 生検(系統)癌なし ※左右6本ずつ計12本
4月 PSA 8.3
7月 PSA10.8
8月 PSA 7.5
10月 PSA 10.3
12月 PSA 12.2、MRI検査 PIRADSカテゴリ4
24年1月 生検(MRI融合)標的5本、系統10本、うち系統1本に癌あり
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