内頸動脈解離の予後について

person40代/男性 -

○本人
40代男性。やや筋肉質の普通体型。運動習慣は週2回程度。高血圧の既往症はなく、血液検査の結果も良好。
○状況
2月上旬左後頭部に打撃を受けたような突然の激痛を自覚。左内頸動脈解離との診断で、緊急入院。左こめかみのしびれ以外は、四肢麻痺もなく、言語、意識ともに明瞭。
入院当初のMRIでは、脳梗塞は起こしていないが、左内頸動脈がほぼ写っていない。かすかに筋が写っていたので、わずかに血流があるかもしれないとのこと。
1週間ごとにMRIを撮影するも、状況に変化無し。
4週間後に造影剤を入れてCTを撮影したところ、脳梗塞はなく、血流は充足されてるが、左内頸動脈は完全に閉塞しているとのこと。
薬剤は、朝バイアスピリン100mg
○質問
1 内頸動脈のように太い血管が閉塞していても、問題はないのでしょうか。閉塞している箇所が血圧で破れたり、他の血管に負担がかかることで、脳梗塞やくも膜下出血出血のリスクが高まるようなことはあるのでしょうか。
2 内頸動脈狭窄の場合は、治療を行うのに、閉塞の場合はなにもしないというのが不思議でなりません。なにか違いがあるのでしょうか。
3 安静時は脳の血流がありましたが、運動をするなど心拍数が上がった状況でも、それは変わらないのでしょうか。
4 今までのような生活ににもどることはできるのでしょうか。
(1)テニス、水泳、スキー、ダイビングなどの運動はできるようになるのでしょうか。
(2)重たいものを持ち上げるなどの力仕事は大丈夫でしょうか
5 退院後、時間の経過とともに、閉塞が解消される可能性も0ではないと言われたのですが、その際に詰まっていた血栓が飛ぶと、脳梗塞を起こすことがあると言われ、爆弾を抱えているような気分でいます。バイアスピリンは退院後も服薬を継続と言われていますが、何か気を付けることはあるのでしょうか。

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