タグリッソ耐性後の治療について(ステージ4肺腺がん、がん性髄膜炎)

person60代/女性 -

ステージ4 非小細胞肺がん(肺腺がん)
の60代前半の母の治療についてです。

【経緯】
ステージ4、脳への転移もある状態で発見

ERGF変異で分子標的治療を開始
→タグリッソを1年程服用し、
脳にあった転移も消え、肺のがんも縮小しましたが、
耐性がついたとのことでabcp療法に移行。
5サイクル、半年ほど経ちましたが、
嘔吐を繰り返したため入院。

抗がん剤にも耐性がついてしまったのか、
脳転移、がん性髄膜炎、が発見されました。

現在は頭痛薬を飲みつつ、会話・歩行・食事はできる状態です。

【病院からの提案】
・放射線治療(全脳)
・別の分子標的治療薬
・別の抗がん剤
・緩和ケア

といった選択肢を提示されております。
質問が3点あります。

1.全脳照射のリスクを心配しております。
脳転移に対してはガンマナイフでの治療でも問題ないでしょうか。
(がん性髄膜炎のことも考えると、全脳照射の方が良いのでしょうか)

2.タグリッソが再び効く可能性
以前タグリッソで脳転移がすぐに消えたので、
仮にタグリッソ耐性で肺には効かなくても
脳やがん性髄膜炎の方には効く可能性はありますでしょうか。

3.ブリガチニブ+セツキシマブの組み合わせ

タグリッソ(オシメルチニブ)への耐性に対して有効、との京大の論文がありました。

ブリガチニブ(ブリグチニブ)はALK阻害としての場合のみ保険適用、それ以外では自己負担かも知れませんが、
タグリッソ耐性後の選択として、この組み合わせを試すことは可能でしょうか?

1-3につきまして、
ご意見を頂けますと幸いです。

また、他に有効と思われる治療薬の選択肢などがありましたらお伺いできればと思います。

何卒よろしくお願いいたします。

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