83歳、菌血症で入院、抗生剤を6日で停止後に腸が炎症を起こし3日後に敗血症で死亡

person70代以上/男性 -

83歳、39.9度の高熱で夜に救急搬送されました。
もともと股関節の痛みを訴えており、骨盤にカルシウム結晶が溜まり炎症を起こすこともあり、搬送先とは別のクリニックで整形外科でブロック注射や鎮痛のための坐薬を処方してもらっていました。
他に治療中の内科的疾患はありませんでした。

救急搬送先では、菌血症、肺炎疑いでそのまま入院し抗生剤投与で翌日には平熱に下がりました。
股関節の痛みのため、整形外科医師の診察も受け、入院2日後には坐骨神経痛疑いの診断で鎮痛剤点滴も始まりました。
入院3〜4日目からは食後に嘔吐や下痢もみられ副作用が疑われたため、鎮痛剤を止める方向と主治医から説明ありました。
入院6日で抗生剤も停止していたが、その後、抗生剤の影響もあり腸内細菌のバランスが保てなくなり炎症を起こし、入院9日後に敗血症で死亡しました。

主治医の説明では、
入院8日目にはまた39度台の高熱が出ていたようで、翌日の様子をみて対処方法を決めようと考えていたが、想像より早く急変してしまった、申し訳ありませんと言われました。
早朝に危篤と連絡があったときにはもう遅く、挿管し延命されたあとにしか駆けつけられませんでした。

今回の入院でまさかそのような悪い状態だったとは聞いていなかったため、非常に悲しい一方で、治療の対応が正しかったのかという諦めきれない感情が消えません。
6日ほどで抗生剤をやめたことは正しかったのでしょうか。
また、急変を防ぐために徐々に、という対応は標準ではないのでしょうか。
高齢のため、積極的な薬のコントロールや急変予測は難しかった、という理由は、正当な理由なのでしょうか。

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