てんかんや痙攣発作からの興奮毒性による脳神経細胞へのダメージについて
person30代/男性 -
【経過】
30歳男性(既往歴無し)が自己免疫介在性脳炎の疑いで集中治療室に入院しています。
「痙攣を伴うてんかんが無くても、脳内ではてんかんが発生している可能性があるため、脳波が落ち着くまでは鎮静剤で眠らせる」と言われています。
一方で、長期間24時間観察する都合から、前頭葉だけを簡易的に測定しているため、てんかん波形と断定できない怪しい波形(写真の最上部を参考、振幅70μV、周波数2〜4Hz程度です)が群発しているとのとこでした。
【質問】
てんかん放電が発生すると、興奮毒性によって脳神経細胞がダメージを受けることは教えてもらったのですが、「興奮毒性の強さ」と「てんかん波形の振幅」に相関性はあるのでしょうか?
(てんかん波形と断定できない怪しい波形は抑えなくて良いのか気になってます)
※写真は、「奈臨技生理機能検査部門「脳波の手習い」シリーズ」から借用