頻脈の長期継続に伴う心臓の駆出率の低下について
person30代/男性 -
【経過】
30歳男性[普通体型](既往歴無し)が難治頻回部分発作重積型急性脳炎の疑いで、意識なく集中治療室に入院しています。
入院後1ヶ月間、脈拍100回/分程度で推移していたのですが、入院1ヶ月後に敗血症を発症してから約2ヶ月間38℃〜39℃の不明熱と120〜130回/分程度の頻脈が継続しています。
この頻脈の影響で心臓の駆出率が30〜20%程度まで低下していると説明されており、心電図のR波高さのに対して1/3程度のS波の溝が出てきております(写真参照)。
おな血圧は、上160〜120/下100〜70です。
※カリウムなどの電解質影響と思われる期外収縮は時折認められますが、連続はしておりません。
【質問】
1.30歳普通体型男性の場合、何ヶ月程度の頻脈であれば心臓は耐えることが出来るのでしょうか?(そもそもその様な目安はあるのでしょうか?)
2.20〜30%の駆出率はどれほど深刻な状態なのでしょうか?(突然の心房細動や心停止はあり得るのでしょうか?)