敗血症に伴う脳波のについて
person30代/男性 -
【経過】
30歳男性(既往歴無し)が難治頻回部分発作重積型急性脳炎NORSE、もしくはサイトカイン関連脳症などの自己免疫疾患が疑われる病態で意識なく入院しています。
入院当初から痙攣コントロールのために、循環器が破綻しない上限まで鎮静剤を静注投与しておりましたが、脳波がバーストサプレッションにすることができない程、強い薬剤抵抗性がありました。
その後免疫療法を続け、痙攣緩和とともに鎮静剤を中止したところ、逆に脳波がフラットな状態となり、その翌日に敗血症によるショック症状にいたりました。
【質問】
敗血症からさらに数日後には、異常波か正常波かは別にして、とりあえず脳波は再び出現し始めました。
敗血症になった場合、脳波がフラットになることはあるのでしょうか?(CT MRIでは脳梗塞や出血はなく、白色化も見られないとのことでした)
これまで相当量の鎮静剤を入れても脳波が落ち着かなかったにもかかわらず、鎮静剤を中断したとたんに脳波が出なくなることが疑問です。