70歳女性の重度の心不全について

person70代以上/女性 -

患者本人の自覚症状として、今年の1月下旬から息切れと体力低下が著しくなり、その後、両足にむくみが生じて自力では動けなくなったため、3月初旬に救急搬送で総合病院に入院しました。入院直後の検査で、重度の心不全、重度の心機能低下、重度の心臓弁膜症・心房細動(不整脈)と診断され、酸素投与と強力な昇圧剤で治療開始しましたが、その後、下血があったことから消化器の検査により重度の胃潰瘍が発覚し、下血時には血圧低下により命の危機に陥りましたが、輸血を行なってなんとか持ち直し、そのまま同病院に入院しています。

現在も心臓の状態はかなり悪く、一時的に発熱もありCV感染の疑いがあるようです。今後、感染が繰り返される場合は敗血症の恐れがあり、末梢投与が難しいため、CVによる昇圧剤投与が続けられない場合は、経口薬での薬効が期待できないため血圧が維持できなくなることで看取りになる可能性がある、と説明を受けています。

現在、患者本人は精神的にも不安定になっており被害妄想などが起きています。このような病態になるまで、コロナ禍があったこともありますが、本人は、長年、日頃からほとんど身体を動かすことなく引きこもりに近い生活スタイルを続け、喫煙の習慣もありながら(飲酒はしませんが)定期健診や個別の検診をまったく受けてこなかったので、このような状態になってしまったのは仕方ないとしても、なんとか少しでも回復に向かう可能性がないか、それとももはや緩和ケアを考えるべき段階か、ご見解を賜れれば幸いです。
なにとそ宜しくお願い致します。

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