IgG4関連腎臓病においてステロイド治療が奏功するとされるメカニズムについて

person60代/男性 -

ご質問
IgG4関連腎臓病の可能性があり、書籍(2014年に南江堂から出版されたもの)を拝読させて頂き。本疾患にはステロイド治療が有効であることを知りました。また、そこには『慢性腎臓病ステージ4(eGFR15~30)あるいは5(eGFR15未満)の腎機能が進行した症例でも回復することがある』ということが書かれていました。
一般的には慢性腎臓病(CKD)では、悪化したCr値などなかなか改善できないというのが一般的な理解であり、IgG4関連腎臓病においては、何故ステロイド治療が奏功するのか、何が他のCKDと異なるのか、そのメカニズムを教えて頂きたいと思っています。
理由/経緯
このようなマニアックなご質問をさせて頂いている理由をご説明させて頂きます。
1.尿検査が±でした。なお、Cr値は1.08です。
2.考えれらえる原因を調べた結果、“IgG4関連腎臓病”の可能性を疑いました。なお、本件はかかりつけの先生に書面でご説明し、次回の定期的な血液検査では、IgG、IgE、補体の検査を追加して頂く予定になっています。
3.IgG4関連腎臓病の可能性を考えている理由は、信頼できる公的機関のホームページや一般社団法人として運営されている著明な団体のホームページ等に、新型コロナのmRNAワクチンを、特に感染する前に3回以上接種したケースにおいてIgG4の数値が顕著に高くなるケースがあり、まさに次のような記述もあったためです。『IgG4関連疾患の危険因子としてのCOVID-19 mRNAワクチン』
また、書籍には次のような記載もあり、この内容が私自身の状況と合致してることも大きな理由になっています。『平均年齢は64歳、男性73%と中高年の男性が多かった』。『検尿異常や腎機能低下が発見の糸口となることが明らかになった』
よろしくお願いいたします。

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