前立腺肥大症の手術後に排尿コントロールが出来なくなるのは何故でしょうか?
person70代以上/男性 -
私の父(77歳)の件でご相談があります。2年前から残尿感と頻尿、時折血尿があり、時間の経過と共にその症状が増して来て、同年11月より地元の泌尿器科を受診しました。クリニック外来にて、数回血液・尿検査をしまして、腫瘍マーカーは陰性で暫く経過観察してました。昨年の11月に初めて尿閉があり、急いで総合病院の泌尿器科を受診し、緊急で尿道カテーテルを入れてもらい、その後は尿閉も解消しましたが、残尿感と頻尿(30分毎にトイレ)は相変わらず続いてました。同病院で更に精査目的でエコー検査とCT検査をした所、エコー検査では排尿前の膀胱内の尿量を1とすると、排尿後はその3/5が膀胱に尿が溜まっている状況で、前立腺もかなり肥大しており、前立腺の全摘出が必要と言われました。CT検査では悪性のものは無しでした。そこで先月中旬に前立腺全摘出の手術を受けました。手術は成功して一度退院後に、父曰く、意識もしないうちに尿が勝手に出て来て、オムツをしていないと手に負えない状況となり、暫くはオムツ生活をしてました。自身で排尿コントロールが出来てない状態と話してました。その件を同病院に問い合わせた所、「術後の経過では時折あることなので、暫く様子を見て下さい。1ヶ月位経てば、自力で排尿コントロールが出来ますので大丈夫ですよ」と回答されました。現在は、退院後に処方された べオーバー錠50mg、術後感染予防目的でレボフロキサシン錠500mgを内服してます。
そこでご質問ですが、現在既に1か月経過しようとしてますが、未だに勝手に尿が出て来ており、自分の意思で排尿コントロールが出来てません。全く改善の目処が見えて無い状態と父が話しておりました。前立腺の手術を受けるとこのような症状はよくあるのでしょうか?このまま排尿コントロールが出来ないまま一生を過ごす事になるのでは?と心配しております。この辺りご指導お願い申し上げます。