甲状腺腫瘍の検査結果と今後の治療方針について
person50代/男性 -
首筋や顎下に鈍痛や喉のつまり感が今年1月頃から断続的に発生、3月下旬耳鼻科クリニックでの頸部エコー検査で甲状腺腫瘍が見つかり、大学病院を受診いたしました。
【大学病院での診察/検査結果】(4月の検査結果)
喉ファイバー内視鏡:特に異常なし
血液検査:サイログロブリン:9.67ng/mL/TSH:1.290 μIU/mL/FT3:3.1pg/mL/FT4:1.46ng/dL
無機リン:基準より低い(2.3mg/dL)が「特に問題はない」との説明
その他は基準値内
エコー:腫瘍は右葉に12.3mm×14.4mmで充実性(エコー画像あり)
細胞診:十分な細胞が取れず『測定不能』
頸部造影CT:特に異常なし リンパ節への転移等もなし
【他施設での検査結果】
PET-CT検査(4/1実施、別実施がん検診):甲状腺腫瘍の指摘あり。「良性と思われる」との検査結果コメント。その他「がん」に関連する指摘事項なし。
担当の先生からは「総合的に見て良性の可能性が高いが3カ月後(7月末)にもう一度エコー検査をしましょう」とのことで経過観察となりましたが、癌の可能性があるのではと心配です。
以下についてコメント等を頂けないでしょうか。よろしくお願いいたします。
1、 添付エコー画像から
良性の場合『腺腫様結節(腺腫様甲状腺腫)/濾胞腺腫/その他』のいずれの可能性がありますか
悪性の場合『乳頭がん/濾胞がん/低分化がん/髄様がん/未分化がん/その他』のいずれの可能性がありますか
2、3か月後の経過観察で問題ないでしょうか
3、悪性の場合、3ヶ月以内に転移を起こす可能性はどの程度あるのでしょうか
4、他の病院で再度見てもらったほうがよいでしょうか
5、首筋や顎下の鈍痛や喉のつまり感は、この甲状腺腫瘍と関係がありますか
担当の先生からは「関係ないでしょう」とのコメントでした
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