妊娠中、授乳中の抗がん剤業務

person30代/女性 -

現在8ヶ月の子供を育てており、授乳中です。妊娠前は内科病棟にて、看護師として抗がん剤投与の業務に従事していました。今後職場復をする際に、抗がん剤を取り扱う病棟に復帰するかどうか悩んでいるため相談にのっていただけると助かります。

悩んでいる理由は、これまで明らかになっていなかったようですが、2023年10月に九州大学より発表された研究論文で、妊娠中に抗がん剤投与の業務を行なった妊婦から産まれた子供は幼児期に白血病にかかるリスクが8倍だったという研究結果を拝見しました。
その他、様々な職業性被曝に関する国内の論文を読みましたが、他の論文では、抗がん剤投与や患者のシーツ交換など直接的な関わりをしていない看護師や、休日の看護師の尿からも抗がん剤の成分が出たという論文もありました。また、抗がん剤を取り扱っている人は妊娠するまでの期間も長くなっていたという結果もありました。エアロゾルの吸入や、腕からの吸収が主な暴露経路ではないかと言われていました。
長くなりましたが、比較的新しい研究結果で、このような結果が出ているということは、どれだけ完全な暴露対策を行なっていても抗がん剤を取り扱う病棟の環境汚染は免れられず、看護師は少なからず皆暴露してるのでしょうか?
出来れば慣れない場所よりも、元々働いていた部署に復帰したいのですが、今後、授乳を継続しながら職場復帰をしても大丈夫か、第二子を希望する場合、妊娠前からの抗がん剤暴露が体内に蓄積することで影響はあるのか、教えていただきたいです。

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