痔瘻手術の術式について

person50代/男性 -

 5月に肛門の後ろ(背中)側が腫れたので、肛門科の専門病院を受診、肛門周囲膿瘍との診断で即切開して膿を出す処置を行いました。
 処置後、傷口のガーゼ交換にしばらく通い、傷が浅くなったところでガーゼを詰める処置が終わりましたが、2か月経過した現在においても傷口が閉じていません。
傷が閉じていないので、傷の痛みが少しあり、浸出液の色も1か月すぎた辺りから茶色に変化しています。(多くはありません。夜下着につけているナプキンを確認すると多少ついている程度です。浸出液かどうかもよくわかりません。)
 医師からは、
 ・瘻管ができているから痔瘻になっている。根治には手術が必要。
 ・傷が閉じない人もいる。(閉じないほうがむしろ悪いものが出せるので悪化しない)
 と言われました。
質問1 肛門周囲膿瘍の切開処置後、傷口が閉じないのは良くない状態ではないのか。ずっと閉じない場合もあるのか。

 また、手術を受けるなら自宅から都合の良い病院でと思い、他の肛門科専門病院へ行き超音波検査を行ったところ、
・単純痔瘻で切開開放術を行う
・画像を見ると、前側にも若干怪しいものが映っている。超音波検査は過剰評価する場合もあるので手術で実際に見ないとわからない(前側については自覚症状は全くありません)。
・触診の際、肛門がかなり狭い(ひとさし指を入れるのも激痛でした。頑張って我慢して耐えて何とか触診はできました。)ので、
今回の手術で切れば少し広がる狭いのは多少改善される。
・前側にもあった場合も切って肛門が広がるようにするのが良いと思う。括約筋を切ると元には戻らないからそれ以上はやらい。
と言われました。

質問2 前側も切開開放してもほんとに将来影響はないのか不安です。手術が終わって落ち着いてからブジー治療とかでもと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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