慢性膵炎の急性増悪疑い時の対応

person70代以上/男性 -

36年前の脳出血による右半身麻痺と失語症ありの87歳男性です。
8日から9日にかけて、揚げ物、辛い物が続いたところ、9日夜に嘔吐2回、その日は就寝し翌日軽い腹痛を訴えました。
動くことはできたので、予定していた定期通院のため、10日午前にかかりつけである脳外科医へ診察、血液検査の結果、アミラーゼが432u/lとかなり高く、その他普段は平常値の数値のうち、次のものが異常値となっておりました。
γGTP:92u/l、CRE:1.36mg/dl、GLU:120mg/d、WBC:10.7e3/ul
その数値より、膵炎が疑われるものの、本人が動けて少しなら飲食もできるため、急変したら受診するよう言われ帰宅しました。
その後も落ち着いていましたが、夜に37.7度の発熱があったため、タクシーにて救急病院を受診し、深夜なので血液検査と輸液しかできないとのことでしたが診察いただいたところ、血液検査は、アミラーゼ:259(上記の検査では25から105だった基準値が138.0から147.0)、γGTP:80u/l、CRE:1.21mg/dl、GLU:98mg/d、WBC:8.7e3/ulと数値が下がり、CRPのみ0.3mg/dl未満から2.1(0.2以下基準)となっておりました。
昨年3月と9月の2回検査でアミラーゼが150u/l前後、油物を食べた後の嘔吐がここ1年ぐらいで2、3回あったことより、おそらく慢性膵炎があり、それが急性増悪したものであろうという所見をいただき、腹痛嘔吐があれば再診と言われ明け方帰りました。
その後、脳外科で処方されたカモスタットを服用しつつ11日夜まで少しずつ食事を取り、37度台の発熱も今朝下がったので近所の消化器内科医に受診し、再度採血し、金曜にわかる結果によって対応を決める予定です。
消化器内科では入院しなかったことに驚かれ、本人は起きていられ、食欲もあり、触診でも異常ないため、一応水分補給と油厳禁を
心がけ自宅療養しております。
熱があっても辛そうでなく、日に日にさらに元気にはなっておりますが、そのような対応で問題ないでしょうか?
こちらからの単語は何とか理解できる程度の失語のため、本人が細かい症状の変化を言葉で言えないので急変が不安です。

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